ABA療育を始めて1ヶ月が経ちました。まずは嫌がらずに通ってくれる事を目標にしていましたが、
全体的には、楽しんでくれている様子なので一安心です。
今日はさすけがうけ始めた、ABA療育の概要と、その内容を簡単にご紹介します。

ABA療育って?簡単に

ABAは、

Applied:応用された

Behavior:人の行動

Analysis:分析

の略で、日本語では『応用行動分析』と言います。

教育やスポーツ、企業コンサルティング、リハビリなどに幅広く活用されている心理学です。

ASD(自閉症スペクトラム)の子供の行動の改善に、

最も有効な方法であると欧米では実証されています。

行動の前には『きっかけ』があり、行動の後には『結果』があります。

その『きっかけ』と『結果』に効果的な工夫をすることで課題解決を目指していきます。

望ましい結果を得られると、

その行動は増えていきます。このことを

強化』と言います。

その望ましい結果=報酬、ご褒美、に当たることを

強化子」(きょうかし)といいます。

ABA療育の強化子(きょうかし)とは?

強化子とは、行動を増やしてくれるきっかけになる物、事のことを指しています。

強化子は大きく分けて

無条件強化子と条件性強化子 があります。

無条件強化子:食欲、睡眠欲など、人間が生まれつき持っている本能的な欲求からくるもの。

条件性強化子:おもちゃで遊んで楽しいと感じる事や、褒め言葉など後天的に身につけたもの。

言語能力・認知機能が乏しい子や、赤ちゃんは、

お菓子などの無条件強化子を活用して、開始する事が多いそうです。

実際にさすけが受けているABA療育のレッスン内容

ABAのレッスンは、私も同室で見学しています。

先生が声に出した課題は最後までやるが鉄則で

子供がグズってもやり遂げるまで、粘り強く促し続けます。

必ず椅子に座って課題をやるのですが、

レッスン後半は飽きてきちゃうのか、椅子から立ち上がりたくて

グズってしまっています。

レッスンは、大まかに半分が課題、半分が休憩で進んで行きます。

課題ができたら、休憩できて、部屋中に置いてあるおもちゃで

好きに遊んでいい事になっています。

先生はさすけが遊んでいる様子を見ながら

『強化子』を探してくれています。

さすけも言語能力・認知機能は乏しいので、

お菓子『強化子』 にしてスタート予定でしたが

幼稚園でお弁当を食べた後にレッスンなので、

おもちゃで遊べることを『強化子』としてレッスンを開始しました。

強化子を渡すタイミングは先生の判断ですが、

課題が出来たら時に『強化子』をもらえます

課題は本人が出来なさそうな時は、必ずサポートをしてくれます。

サポートが入っても、課題が出来たらOKなので失敗がありません。

失敗して学ぶのではなく、成功体験を増やして学ぶスタイルは

私的には、大変共感でき、この療育を選択したポイントです。

ABA療育の効果? あいさつの言葉が出るように

療育のレッスンは私も同室で見学していますので、

まずは私がさすけへの接し方の勉強になり、

家でさすけとの関わり方が変わりました。

ASD(自閉症スペクトラム)を持つ子は

なんて言うの?

これは何?

のような抽象的な聞かれ方が苦手な事は知ってはいたのですが、

実際は、そんな投げかけをして、答えを引き出そうとしていました。

ABA療育で教わったのが、

◆/ 質問を答えまでこちらで言ってしまって良いこと。

 例えば、何歳ですか?3歳です!まで私が言ってしまう。そうするとそれを覚えて

何歳ですか?

3さいです

と、会話のキャッチボールを覚えるきっかけになっていきます。

◆/ 答えに結びつく動作をセットでしてあげる事で、言葉を引き出すきっかけにする事。

 例えば、何歳ですか?と聞く時に、指を3本立てて質問する。

 いただきますや、ご馳走様の時は、手を合わせてやるようにする等です。

それを繰り返している間に、

いただきます!ごちそうさま!おはよう!おやすみ!

今までできなかった挨拶が少しずつ出るようになったと感じます。

特に、おやすみ は言ったことがなかったので、初めて口から出てきた時は

嬉しかったです。

このように、母子ともに良い影響を感じられていますので、この調子でABA療育を続けていきたいと考えています。
今後も定期的にレポートしていきます。